予防とは?

10歳の治療は、80歳のための治療

「子どもの歯はいずれはえ代わるから、少しくらいのむし歯は放っておいても大丈夫」などと思っていませんか?

乳歯は、役目をもってはえているのです。
乳歯はものを噛む、永久歯がはえてくるまでの場所を確保する、顎の成長をうながす、脳に刺激を与え発達をうながすという役目です。
また、歯磨きの習慣を身につけることも将来のために重要です。
歯を長もちさせるポイントは、よい噛み合わせとよい習慣をつくることです。

図(1) 乳歯が早期に抜けると、その周りの歯が動いてしまい、次にはえてくる永久歯がきちんとはえてこない
図(2) 虫歯やかけによってできたすきまで、歯が動いて歯並び全体に影響を及ぼす

乳歯の役割

1.物を噛む
2.永久歯がはえてくるまでの場所を確保する
3.アゴの成長を促す
4.脳に刺激を与え、発達を促す

乳歯の状態は、身体の健康や永久歯のはえ方に影響を及ぼします。ですから、毎日の歯磨きや定期検診の習慣を身につけておくことは、将来のためにとても重要です。

定期健診が歯並びをも変える

 定期健診ってなに? どうして必要なの?

   現在の日本の保険医療は、「病気を治療する」という考え方に基づいています。つまりそれは、病気にならないと治療ができないということ。ところが、初期のむし歯や歯周病は、なかなか自覚症状が表れないもの。むし歯は、基本的に一度なってしまうと自然には治らないので、なるべく早い時期に治療することが大切です。でももっと大事なことは、むし歯にしないこと、すなわち“予防”なのです。
噛み合わせについても同じことが言えます。噛み合わせは、ちょっとしたはえかわりのズレから、成長するにつれて大きなズレへと発展するこが少なくありません。こうならないためにも、やはり定期検診を受けることが重要。早い時期に発見すれば、ズレを治すことは難しくないのです。

定期健診のいいところ

1.むし歯の予防ができる
2.早期治療ができ、治療時の痛みも軽減される
3.治療時間が短くなる
4.自分ではなかなか気づかない、噛み合わせのズレを見つけることができる