「子どもの歯はいずれはえ代わるから、少しくらいのむし歯は放っておいても大丈夫」などと思っていませんか?
乳歯は、役目をもってはえているのです。
乳歯はものを噛む、永久歯がはえてくるまでの場所を確保する、顎の成長をうながす、脳に刺激を与え発達をうながすという役目です。
また、歯磨きの習慣を身につけることも将来のために重要です。
歯を長もちさせるポイントは、よい噛み合わせとよい習慣をつくることです。
| 図(1) | 乳歯が早期に抜けると、その周りの歯が動いてしまい、次にはえてくる永久歯がきちんとはえてこない |
|---|---|
| 図(2) | 虫歯やかけによってできたすきまで、歯が動いて歯並び全体に影響を及ぼす |
| 1. | 物を噛む |
|---|---|
| 2. | 永久歯がはえてくるまでの場所を確保する |
| 3. | アゴの成長を促す |
| 4. | 脳に刺激を与え、発達を促す |
定期健診ってなに? どうして必要なの?
現在の日本の保険医療は、「病気を治療する」という考え方に基づいています。つまりそれは、病気にならないと治療ができないということ。ところが、初期のむし歯や歯周病は、なかなか自覚症状が表れないもの。むし歯は、基本的に一度なってしまうと自然には治らないので、なるべく早い時期に治療することが大切です。でももっと大事なことは、むし歯にしないこと、すなわち“予防”なのです。
噛み合わせについても同じことが言えます。噛み合わせは、ちょっとしたはえかわりのズレから、成長するにつれて大きなズレへと発展するこが少なくありません。こうならないためにも、やはり定期検診を受けることが重要。早い時期に発見すれば、ズレを治すことは難しくないのです。